腰痛…のち、ぼちぼち日記

約10年間の腰痛生活であったことや感じたことを、のんびりと書いていきます。

正しくなくても…

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腰の痛みが強い時は足を組むのが良い、ということを聞いた覚えがあります…(実際は聞き間違えで、足を組むのは腰に悪いみたいです)。

腰痛になってからよくインターネットで情報を集めました。

ネットのなかは情報が錯綜していて自分では判断できないため、お医者さんが言うことは間違えないのではないかと思っていました。

しかし、いろいろなお医者さんに診てもらうなかで反対のことを言われたこともありました。

症状によって違うのかもしれませんが、医学的に正しい知識を得ることは難しいと実感しました。

時代によって正しいと言われることが違うこともあるかもしれませんし…


実際僕が試したなかでは、足の組み方によっては痛みが軽減できたこともありました。

痛みに苦しむ人は藁にもすがる思いのため、医学的に間違っていても痛みが軽い行動をとることもあると思います。

足を組むと態度が悪く見られがちですが…(笑)

同じように腕を組むと態度が悪くみられがちです…

ただ、腕を組むことで体勢が楽になることもあります。


腕や足を組んでいる人を見ると態度が悪いと思うかもしれませんが、もしかしたらこの人にとってこの姿勢が一番楽なのかもしれないと思うようになりました。

見た目ではわからないことが少しでもわかるようになりたいものです。

行くことと行かないこと

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入院する前から腰の痛みが増したため、約1ヶ月会社を休ませてもらいました。

上司に言うときは言いにくかったですが、身体を気遣ってくださり、本当に感謝しています。


ずっと休んでいて思ったことは、会社や学校に休まずに行くのはすごいということ…(毎日行っていてそんなこと思ったことは1回もなかったのですが…)。

病気や怪我があったり、人間関係で悩んだり、家の事情があったり…

いろいろな波があるなかで、通うだけですごい!


しかし…、決して行くことだけを評価しているわけではありません。

僕自身、1回目の手術後すぐに仕事復帰しましたが、後悔しています。

多くの人にこれ以上迷惑をかけられないという思いからでしたが、もう少し自分の身体を大切にするべきでした…(人数が足りないなど、休むことができないこともわかります)。


最近学校でも、行きにくかったら無理に行かなくてよいという考え方が広まっているように感じます。

逃げという言葉は適切でないように感じますが、精神的につらければ無理に行く必要はないと思います。

一人ひとり、それぞれのペースがあるので…


行かないことで、いろいろと言われることはあるでしょう…

それでも、立ち止まることで見えてくるものもあるはずです。

どうか、お身体を大切になさってください。

退院~現在

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日曜日に退院したということもあり、リハビリ室に行ったのは1回でした(笑)

土日に退院する場合は、出入口や入院費を払う場所が違うかもしれないので注意が必要です。


12月の上旬に退院して、しばらく仕事を休ませてもらって、年末に数日出勤して、今に至ります(やっと記事の内容が現在に追いつきました)。


上司が体調を考慮してくださり、1月からは常日勤になりました。

退院後は特に「怪我1つしたくない」という気持ちになります。

健康はもちろん大事ですが、守りすぎたり怖がりすぎたりすると体が動かなくなることもあると思うので、適度に適当に頑張りたいです。


今までは、過去の入退院や手術のことを過去から順に書いていきました。

次からは、現在や過去の状況や考え方、感じたことなどを時系列に関係なく書いていこうと思います。

手術2

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2度目の手術は1度目と同じような流れでした。

そのため、以前よりは落ち着いていたと思います。

「このエレベーター奥行き長いなあ」とか「手術室の皆さん笑顔だなあ」とか懐かしみながら、いよいよ手術です。

もう自分ができることはないので、ここにいる皆さんに「あとはお願いします」と祈りながら深呼吸…

全身麻酔から目覚めたら勝負だな…」と思っていたら、意識が戻り手術が終わっていました。


今回の手術内容は、ボルトを取り除いたのと骨を少し削ってもらいました。

痺れがあると伝えていたので、骨を削って調整したとのことです。

痺れがあると伝えてなければ、骨を削ってなかったのかな…骨を削ってなければ、痺れはとれなかったのかな…とか後から考えると疑問はありますが、その時は考える余裕もなく…


とにかく…痛みに関して言えば、手術後は前回と同様、傷の痛みだけになっていたので良かったです。

手術後

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*「手術2」の次の記事ですが、並び替えができずそのままにしています…


2度目の手術後の痛みは、1度目の手術後3日目?ぐらいの痛みでした。

それでも痛いのは痛いですが(笑)


今回は、繋がれている管に悩まされました。

痛みがある時は考える余裕もないのですが、ある程度余裕ができると、それはそれで厄介になります。

寝返りをしようにも管があってできず、その管と先に視線を向けては憂鬱になり…時計を見るとまだ17時でこれから長い夜が始まると思うと「いーっ!」となり、本当に管全部を引きちぎりたいという衝動にかられたり…

そんなときは、深呼吸して少し目を瞑り「なるようになる」と唱えると…なるようになりました(笑)


その管はというと、前回尿の管と血抜きの管(ドレーン)は一緒に取ったのですが、今回は尿の管を先に抜いて、次の日に血抜きの管を抜きました。

尿の管を抜くときは気持ち悪いだけという印象でしたが、今回は少し痛かったです…

その日にトイレに行くときは、車イスに乗って看護師さんに押してもらいました。

血抜きの管の血を入れるケースは、パジャマの胸ポケットに入れて移動しました。

看護師さんも遠慮なく呼んでねと言ってくれるし、我慢するのは体に良くないと思いつつ、できるだけ我慢してからナースコールを押しました。

やはり患者の心理として、できるだけ負担を減らしたいという気持ちが出てきてしまうのです…

一方血抜きの管を抜くときは、今捻られているなとは感じましたが、痛みはなかったです(痛みの感じ方が前回と逆でした)。


そして取れてすぐに、歩行器を使ってリハビリ室へ…

そのあとは歩行器を使うこともなく、リハビリに専念しました。


展開が早いなと思いつつ、入院日数が少ないのはあらかじめ聞いていたため、早く動ける状態にもっていこうと必死でした。

9ヶ月ぶりに病棟へ

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前回入院した時と同様に、麻酔の説明・入院の手続きを経て病棟へ…

ナースステーションで担当の看護師さんに挨拶し、病室へ案内されます。

前回お世話になった、忘れられない看護師さんに会えればと思っていました(先に書きますと、今回の入院では会えなかったです…前回会った看護師さんもいれば、今回初めての看護師さんも多かったです。自分ではボルトを抜くという、治療の延長線上で短い期間に感じましたが、あれから9ヶ月経ち4月をまたいでいるため、人員配置もかわったのかな…)。

今回同部屋の患者さんは、よく話す気さくな方(40代)、その方とコンビのように話す方(70代)、少しおとなしい方(30代)の3名でした。

3名とも明るく感じのよい方で、前回の病室と雰囲気がガラリと変わりました。

皆さん手術は終わっていましたが、30代の方は再手術されるとのことです。

夜通し痛みがおさまらず、より強い痛み止めをお願いしたみたいですが、これ以上のものはできなかったそうです(夜は痛みで獣のような唸り声をあげでいたとか…)。

回診時に痛みを我慢していたときもあるようで、あとの2人が背中を押してくれたようです。

執刀医に伝わると、検査などせずにすぐに再手術が決まったみたいで…(そんなことあるんだ…)。


僕は前回の手術前はリスクを考えていました。

腰は体の要のため、もしちょっとでも失敗したら動けんようになるのかな…とか。

その方の再手術がミスによるものかどうかはわかりませんが、手術で成功することは当たり前のことではないと改めて感じました。

そして、痛みがあれば正確に伝えていこうと思いました。

2度目の手術

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痛みや痺れが出てから、しばらく様子を見ました。

ストレッチができていなかったため、特に股関節が固くなっていることが原因かもしれないし、寒くなってきたため、気温が原因かもしれない…

ストレッチなどで少しでも体調を回復することに努めました(3交代勤務なので規則正しい生活はできませんが…)。

それでも良くならなかったため、病院でレントゲンを撮ってもらいました。

結果は、骨などには異常がないとのこと…

そこで、「ボルト抜いてもらうのって早いですか?」とたずねました。

お医者さんは、「早くないよ。ボルトも異物やから抜いたら直るかもしれんね」……

以前から痛みとは関係なしに、ボルトはいずれ抜いてもらおうと決めていました。

抜かなくてもよいみたいですが、将来それがどういう形で体に悪さするかわからんなと素人ながらに考えていました。

手術しても痛みや痺れが治る保証はないですが、良いタイミングかもしれないとお願いしました。



しかし…

入院・手術は2度目で大まかな流れは大体わかりますが…

あの痛みや苦しさともう一度向き合うのは、勇気がいるなあと…(笑)

1度目の手術から9ヶ月。

まあ…なるようになるかと思い病院へ。。。