高校生活
腰痛になって、高校生活が変わりました。
まず、激しい運動ができなくなったため、体育はずっと見学でした。
最初は何とも思わなかったのですが、次第にみんなが元気よく運動している姿を羨ましく思ったり、思い通りに動けないことに気持ちが沈んだりと、いろいろと考えるようになりました(腰痛前は、本当に楽観的で適当だったので…笑)
「単純に考えよう!」と思えば思うほど、駄目でした。
でも、見学のおかげで良いこともたくさんありました♪
学年のいろいろな先生が励ましてくれたり…
他のクラスの人と友達になれたり…
修学旅行で北海道に行ったとき、みんながずっとスキーをしている中、見学班はカニを食べたり、クルージングに連れて行ってくれたり…
今は、見学してよかったとも思います。
そして一番の変化は、上にも書いていますが、精神的なものでした。
よく、「立ち止まっても良いから、腐るな!」と言うようなことを言われましたが、無理でした(笑)
自暴自棄になることもあれば、学校に行く気がなくなることもありました(実際に欠席日数は多かったです)
多感な時期でもあり、自分が壊れていったという感じでした。
ただ、精神的にしんどくなるのは大人も同じです。
会社の現場で働く上司も、腰痛で仕事は休んでいても、「家にいると精神的にしんどいから」と、会社に来ていました。
正直、自分がいろいろと悩んだにもかかわらず、弱っている人に対してどう接したらよいか、今でもわからずにいます…
同じ腰痛の人でも、全く同じ症状の場合は少ないと思いますし、体力や考え方などもそれぞれ違います。
なので、腰痛持ちの人に対して、「その痛みわかる!」というようなことは、言わないようにしています。